昇り龍進行状況

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お早うございます、お元気でしょうか?小生元気に頑張って居ります!毎日時間が足りません、30時間の毎日だと良いのにな-

今日は18号台風一過日本晴で気持ちがとても良い、今日は一番難しい箇所を手がけたい気分、此の1ヶ月過去、現在の大事なお客様数組ご来店頂き、小生の作品をご覧頂きました、有難うございました。、自信と勇気とやる気が湧いて来ました、添付写真は進行中の昇り龍です。ほとんど完成に近いです、後は金箔を 目、宝珠、髭に貼り、宝石を目玉に嵌め込み、額縁を入れて完成です。では皆様お元気で。

 

野良猫が

おはようございます、金沢地方は昨日から山陰地方と並んで豪雨です、1時間に100ミリ前後の降雨量です、お陰で気温が下がりそう、もう秋ですね。この春より野良猫が住み着き除々に増えて行きます!それはかまはないのですが、工房の前には松の木の庭と果実の小さな庭が有ります、初めは松の庭に排便をし、除々に数が増え1日に5~6箇所になり取り除くのに大変、猫の排便はとても悪臭がして、直ぐ取り除かなくては、そのままにしておくと排尿の場所として定着するらしい。なので網を張り入れなくしましたら今度は果実の庭に入り込んだ、夜も眠れないくらいノイローゼになっています!!お陰で猫の骨格、肉付き、動作、等色々勉強しています、猫は猫科の動物を初め全ての生き物、(鳥類、魚類、哺乳類、爬虫類等)それに空想動物(龍、飛竜、麒麟、獏、等)にも共通する爪、指、腕、臂、腿、関節、等共通する処が多く、筋肉の働き等、今まで何度となく確認をして来ましたが、それに加えて勉強しなおしています、彫刻は一生勉強しても足らない気がします、改めて観察しています。でも野良猫には大変迷惑しています、どうにかならないものでしょうか”。

 

彫刻板戸

暑い暑い四国、関東40度超、金沢はまだ涼しい、申し訳無い、彫刻板戸、飛竜 鶴亀 老松。出来上がり寸前、皆さんご覧下さい、2200×900×750=欅材 とても良い欅質でも完全乾燥しているので堅い、紫檀、黒檀、鉄刀木に匹敵するほど堅い、でもいい勉強をさせて頂きますした、有り難いです、これからまだまだ勉強させて戴きたいです。皆さん今後共宜しくお願いします。

透かし欄間

金沢は梅雨明けが遅いです、梅雨の時期は空気中に水分が多く、材木にとっては乾燥しないので管理は楽です、反対に刃物は水分を吸収して錆びるのが目立ちます、マメに手入れをしないと、将来使いにくくなります、僕のノミでは半世紀使っている三百本あまりの内今までに五本位が錆びました、管理を怠った結果で反省しています。さて写真の透かし欄間は今月21日投稿した紅葉の相棒です、扇面を図案化した透かし模様の欄間です。では又。

透かし欄間

下の写真

夏休みに入りました、小、中学生にも頑張れば出来そうな細工、紅葉の葉を散らした透かし模様、僕らの小学生の頃、夏休みの宿題に、本立てを作り立板に、木ミシン針で板を透かしたこと思い出します、(琵琶湖 湖東のホテル用)

上の写真

こんな看板の文字彫りも中学生の時、上級な技術ですが彫刻した事思い出します、最後の色入れに横えはみ出して、直すのに大変だった事、有りますね、

その他 カブトムシ 機関車 船 地蔵さんの版画みたいな浮き出し彫刻 等思い出します。又

 

彫刻欄間 唐狭間

暑中お見舞い申し上げます、大変暑いです!皆様お元気でしょうか?ぼくは相変わらず元気に頑張って居ります。現在 唐狭間(民家では欄間)の彫刻  昇り、降り龍の仕上げで一生懸命です、欄間では出来無い立体感がでます、それは眺める部屋が広いので、立体感を存分に出せるからです、その分厚さの処分を上手く処理をすることです、此れは彫刻師個人の考え方の相違で作品が違って来ます、又今までの経験の積み重ねも大事です、それに立派な彫刻や絵画を見て身体に吸収することと思います、絵画では3~400年前の狩野派の絵の様に、ぼくは狩野派が大好きで 彫刻では平櫛田中先生を尊敬して、参考にさせてもらって居ります。僕は今迄も、今から何十年掛かっても近づきたいと思って居ります、平櫛先生は百歳を過ぎても彫刻に情熱を注いでいらっしゃった立派な先生です、羨ましい。では又

 

 

鶴と亀

おはようございます、お元気でしょうか?

今日から7月、金沢は日本晴れの空です、暑くなりそう!工房に冷房を入れて彫刻に励みます!!鶴と亀に関して感想を述べましょう鶴は千年、亀は万年と昔から伝わっておりますね、昔人間は短命で30年~50年、人間よりも長生きしたら非常に長寿だとされ千年万年と伝えられたかも、鶴は夫婦になると一生添え遂げる、鳴き声が天空迄響き渡り天空では吉兆の使者とされたよう。亀は蓬莱山の使者とされたよう、蓬来山は日本各地に存在します、金沢の兼六園の霞ヶ池にも池の中央にも存在します、亀の甲羅は六角形の紋様で吉兆の図形とされています。飛竜については次回に感想を伝えたいと思います。では又

 

生態実物と絵画、彫刻体との違い

おはようございます、毎回専門的な事書きご理解に苦しまれるかも知れません、今回又彫刻の概要に付いて、僕なりの見解を述べてみます、彫刻の形に付いて、今から彫り上げる対象物を写実的にそのまま寸分違わない形を作り上げた時、絵画も彫刻もイキイキしたものに成らず、ダラシの無い形になります、なので誇張して描いたり作ったりします、此のような事は皆さんご承知の事と思います、それが彫刻の面白さで有り、難しい所で有ります、僕が彫刻に夢中になりだしたきっかけは、鶴だったかと思います、自分の思っていたよりも良くなったことが始まりのように思います、半世紀前の事です、その後丹頂鶴は百回に近いほど彫刻しました、只今飛竜と丹頂鶴を彫っています、現代は昔と違い、鶴の知識を得るにはインターネットを利用すれば直ぐ何百種類の画像を得る事が出来ます、なので参考にするため数十枚印刷しましたが!僕の頭がこんがりました、整理するのが大変、それらしくしたいのですが!!写真は荒彫りの途中です。

龍頭

金沢も梅雨に昨日入りました、田畑には待望の雨です。草木も青々と元気が良いようです、添付写真は龍の頭です、清流の鯉が滝登りから天空え火焔と雲、水を伴い大空を飛び回り、飛竜に変化して!邪気には火炎で焼き払い、日照りには宝水を与え、人々を危害から救ってくれます。ご存知の様に古来中国で敬われ、日本え伝わった伝説の神です、昨日からの恵みの雨は、飛竜の贈り物かも知れません。我々人間の理解できない事が此の世に有るかも?