彫刻板戸
暑い暑い四国、関東40度超、金沢はまだ涼しい、申し訳無い、彫刻板戸、飛竜 鶴亀 老松。出来上がり寸前、皆さんご覧下さい、2200×900×750=欅材 とても良い欅質でも完全乾燥しているので堅い、紫檀、黒檀、鉄刀木に匹敵するほど堅い、でもいい勉強をさせて頂きますした、有り難いです、これからまだまだ勉強させて戴きたいです。皆さん今後共宜しくお願いします。
透かし欄間
透かし欄間
彫刻欄間 唐狭間
暑中お見舞い申し上げます、大変暑いです!皆様お元気でしょうか?ぼくは相変わらず元気に頑張って居ります。現在 唐狭間(民家では欄間)の彫刻 昇り、降り龍の仕上げで一生懸命です、欄間では出来無い立体感がでます、それは眺める部屋が広いので、立体感を存分に出せるからです、その分厚さの処分を上手く処理をすることです、此れは彫刻師個人の考え方の相違で作品が違って来ます、又今までの経験の積み重ねも大事です、それに立派な彫刻や絵画を見て身体に吸収することと思います、絵画では3~400年前の狩野派の絵の様に、ぼくは狩野派が大好きで 彫刻では平櫛田中先生を尊敬して、参考にさせてもらって居ります。僕は今迄も、今から何十年掛かっても近づきたいと思って居ります、平櫛先生は百歳を過ぎても彫刻に情熱を注いでいらっしゃった立派な先生です、羨ましい。では又
鶴と亀
生態実物と絵画、彫刻体との違い
おはようございます、毎回専門的な事書きご理解に苦しまれるかも知れません、今回又彫刻の概要に付いて、僕なりの見解を述べてみます、彫刻の形に付いて、今から彫り上げる対象物を写実的にそのまま寸分違わない形を作り上げた時、絵画も彫刻もイキイキしたものに成らず、ダラシの無い形になります、なので誇張して描いたり作ったりします、此のような事は皆さんご承知の事と思います、それが彫刻の面白さで有り、難しい所で有ります、僕が彫刻に夢中になりだしたきっかけは、鶴だったかと思います、自分の思っていたよりも良くなったことが始まりのように思います、半世紀前の事です、その後丹頂鶴は百回に近いほど彫刻しました、只今飛竜と丹頂鶴を彫っています、現代は昔と違い、鶴の知識を得るにはインターネットを利用すれば直ぐ何百種類の画像を得る事が出来ます、なので参考にするため数十枚印刷しましたが!僕の頭がこんがりました、整理するのが大変、それらしくしたいのですが!!写真は荒彫りの途中です。
龍頭
欄間(唐狭間)折り返し地点
金沢は梅雨入り前の好天気が続いています、百万石まつりが盛大に模様され無事閉幕しました、今年は天候に恵まれ、曇空にて太陽の陽射が遮られ、皆さん木陰を求める事無く心ゆくまで、松村雄基さんの前田利家公役と大河内奈々子さんのまつ役、その他数々の入城行列を見学されました、来年は何方が利家公、まつ役をされるのでしょうか?楽しみです。
さて僕の方は祭りの翌日、唐狭間のお客様が彫刻開始以来、初めて見学に来ていただき、直接彫刻をご覧頂きました、内心ドキドキしていました、中間試験の様な感じ、自信があってもやはり心配しました!万一ダメだと言われたらどうしよう、と 僕自信、厚さがこれ迄30センチ位までの物は数は少ないが有りました、今回は見の場は、龍頭等40センチもあり、厚さの処理に相当苦心しました、僕は獅子頭は桐の木材で、何百頭と彫って来ましたが、今回、欅材なので桐の木の何倍もの技術と日数が掛かります、納得の出来無い箇所が相当あり、部分部分で彫り直ししました、だからといって満足したわけでは無いのです、今から仕上げが本格化します。なんとか今年中に納入したいものです。今後もブログ続けますので、観てくださいませ。
彫刻板戸 〔松に鶴亀 旭に飛竜〕の準備
いつもブログを見て下されありがとうございます
金沢の百万石祭は今年5月31日より3ヶ日です、今年の行列の前田利家公役には俳優の松村雄基さんで、お松の方役は大河内奈々子さんです、6月1日の天候は曇りの予報、暑くなくて良い感じです、大勢の観光客が金沢にいらっしゃる様です、自分も少しは役に立てないかなと思っております、親戚が遠くから来てくれます。僕の彫刻の方は昇り、降り龍が大事な形作りの荒彫が終了してこれから、職人さんの手を借りて仕上げに入っております、これからも気を外せない日々が続きます、荒彫の祖彫りを綺麗に削る事です、今現在盛んに仕上げて居ります、皆さん暇が出来ましたら見学にいらっして下さいませ、お待ちしております。次のご注文の準備をしております。彫刻板戸で〔松に鶴亀、太陽に飛竜、遠景の山並み〕大きさは大きく2200×900×75でやはり欅材です、また、頑張りますので宜しくお願いします。