お早うございます、今回の写真は鉄刀木(タガヤサン)材の衝立です、ある心ゆかしい、物知りな会長さんに依頼された衝立を載せました、金沢駅の新幹線開通に合わせた装飾品です、このような形、作風が江戸時代から、重宝されたようです、よく眺めるとなるほど趣きが有ります、制作には神経を使い随分時間を掛けました、ホームページの中には、欅材製の衝立をのせてあります。ではまた。
彫刻欄間
獅子頭 白木下地仕上がり
天狗の面漆塗り
お早うございます、天狗の面が塗師さんから塗り上がって来ました、玉川町通り商店街(芳斉町)の店舗が整備されたら陳列品に追加する予定です、塗って頂いた師はとても尊敬に値する方です、最近は職人さんが減っています、身近な職業では、製材所、大工さん、建具屋、家具、銘木店、簾戸、金属製の技工士、漆塗師、等など、伝統技能士さんが少なくなっています、心配です、伝統技能士でも、簡単に完成する職種は、心配はすくないですが、根気が必要で機械化のできない職種はとても心配です、漆塗りがそれなのです、繰り返し塗りそれを紙やすりで磨き大変な労力の掛かる作業です。塗装吹付けとは違いとても味わいの有る仕上がりになります。こんな職種が先細りしないように望みます。
味わいが
獅子頭を紙やすり掻け
夫婦獅子の雄獅子頭 彫刻仕上げ
5月に入りました、ゴールデンウイーク真っ直中、皆さん楽しんでいらっしゃいますか?僕は相変わらず年中無休で彫刻を楽しんで居ります、先般来、手掛けている夫婦獅子の雄の方がどうにか彫刻の仕上げが終了しました、此れからは、乾燥させた後、紙やすりで表面の凹凸を無くし、塗師屋さんで漆塗りをお願いします、秋ごろに仕上がる予定です、まだ雌獅子頭が残っております、。それに大きな欅材の龍が待っています、今月材木市場で入札に立ち会い良い欅材を購入したいものです、コマ目に市場を訪れ品定めをしています。取り掛かるまで色々な案が頭に過ぎります、顔を、爪、鱗、蛇腹、雲、波 等切間なく案が頭を過ぎります、頭裏に浮かんだもの直ぐにメモ帳に記入して居ります、皆様のお出でをお待ちして居ります、では次回迄。
2月投稿の続き
こんにちは、欄間の添付写真の続編です、前回の写真は竹が主体でした、今回は梅の大木の部分を掲載させて頂きます、この欄間は厚さ110ミリです、平均の厚さは45ミリ~90ミリ位が大多数を占めます。なので厚いのでとても立体感があふれます、それに増して、彫刻の技術に力を注ぎ、大変繊細で立派にみえます、これだけの彫刻欄間は国内では数少ないと思います。僕は国内の欄間彫刻の高水準に近づいたと思います、が まだまだ未知の世界が宇宙のように広いです、これからは、勉強に励んで皆様に感激できる聖品をめざします、今年は長年の夢である龍の立体をリアルに制作出来るだろうから材木市場に通っています、めざすは2000×600×600の予定です、今後共宜しく拝読お願いしますと共に、ご指導お願いします。