前田利家の家老 青山家

お早うございます、先日青山家より 彫刻欄間修理の依頼が有りました、なるほど百万石の家臣の邸宅程ありその時代の最高の出来栄えです、厚さは薄い(5センチ)程ですが材料が櫟木(1位の木)赤褐色で器量がとてもよい木です、彫刻がとても素晴らしい、図柄は左右ともに 瓢箪にでんでん虫とトンボ でとても珍しい図柄です、薄いながらもとても良く出来ています、昔は家の中で囲炉裏で薪を焚くため煙が室内に充満し、で欄間が黒く煤けてしまってもったいない、煙害がなかったら、今頃は飴色になり艶も出ていたろうに、悔やまれます、見方によっては煤けたいる方が貴重価値が有るのかもしれません。300年程昔の彫刻なので年月を問わずに彫刻に励んだものらしい、今日の彫刻師はある程度日数が制限され、まして日曜祝日、一日の時間制限、これでは出来ないなあ!
青山家とは文献によると、織田家に仕え、信長が本能寺の変で死後、前田利家に仕え、石高9700石らしいです、ちなみに 
家老八家は、1)本田安房守政重 2)長九郎左衛門対馬守連頼 3)横山山城守長知 4)前田駿河守孝貞 5)前田伊勢守直之 6)奥村長門守栄明 7)奥村印旛守易英
8)村井飛騨守長光。他に1万石以上12家、5千石以上10家、有ったようです。ちなみに、僕の自宅は長九郎左衛門の子孫の敷地をほんのすこし譲って頂いて家を建てました。
修理終了したら元の所え納に行きます。写真添付しました。003

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