欄間(唐狭間)折り返し地点

金沢は梅雨入り前の好天気が続いています、百万石まつりが盛大に模様され無事閉幕しました、今年は天候に恵まれ、曇空にて太陽の陽射が遮られ、皆さん木陰を求める事無く心ゆくまで、松村雄基さんの前田利家公役と大河内奈々子さんのまつ役、その他数々の入城行列を見学されました、来年は何方が利家公、まつ役をされるのでしょうか?楽しみです。

さて僕の方は祭りの翌日、唐狭間のお客様が彫刻開始以来、初めて見学に来ていただき、直接彫刻をご覧頂きました、内心ドキドキしていました、中間試験の様な感じ、自信があってもやはり心配しました!万一ダメだと言われたらどうしよう、と 僕自信、厚さがこれ迄30センチ位までの物は数は少ないが有りました、今回は見の場は、龍頭等40センチもあり、厚さの処理に相当苦心しました、僕は獅子頭は桐の木材で、何百頭と彫って来ましたが、今回、欅材なので桐の木の何倍もの技術と日数が掛かります、納得の出来無い箇所が相当あり、部分部分で彫り直ししました、だからといって満足したわけでは無いのです、今から仕上げが本格化します。なんとか今年中に納入したいものです。今後もブログ続けますので、観てくださいませ。