待ち遠しい春

金沢は暖かい3月です、寒い冬でしたが僕にとっては一年中で一番彫刻に熱中出来るそして研究出来る時期でも有ります、幸い雪かきの回数が例年の3分の1位で済みその分彫刻する時間が増えました、スポーツは若い時期夢中になっていましたが今は彫刻しかないのでその分彫刻の研究する時間が増えて有り難いといつも思って居ります。現在仕事をさせて貰っている、唐狭間の龍の彫刻は、御堂で広く高さも視点が中心部2メートル80ぐらい高く有り立体感を付けないと威厳がでないと思い彫刻を組み立て様式にしたので一番厚い処で40センチ位になりました、立体感が出るほど厚さの部分、図面の時の想像とは違った感じが出てきます、これを違和感なくすごい威厳を出すのに、苦労しながら、楽しんで居ります、彫刻の作業は 形を出す荒彫が一番大事で形が出来ればその後は神経を使う事が少ないです。今が大変心臓に悪い時期です!これから髭、爪、牙、角、目玉、の仕様をどうするか等、考えて行きます、皆様時間が有りましたら、見学にいらっして下さい。お身体を大切に。敬具      平成25年3月