令和元年最良の年

今年、令和元年 2019年最後の一日大晦日になりました、みなさまに大変お世話になり無事過ごすことが出来ました、感謝です。来年も皆さんの良き新年で有ります様に、お祈り申し上げます。

 

僕のこの一年は充実した年でした、玄関ドアの彫刻を始め、福井市蒲生のお神楽、獅子頭、蚊帳、白馬の盾髪、等をご注文いただき、ご寄進された新家達夫、千鶴恵さんお世話いただいた山森勲さんには事細かくご指導いただき、蒲生町の皆さん共々ご満足頂いた様で制作者とも満足したお神楽作りでしたね、楽しみにしていたお祭りでお神楽の初舞10月⒔,14日は台風が福井市を通過予定で、金沢からの交通事情が危険の為、お神楽を見学するのを断念しました、新家さんとの相談で来年のお祭りでの初見学を約束ました。

 

 

 

 

令和1年残暑時に加賀一の宮の白山姫神社の屋根の最上部の鬼瓦の取り換えにあたり銅板葺きの下地型を経験させてました。

 

7月の真夏より浅野さんより、大きい楽太鼓の依頼があり、専務さんのご指導により11月には、鉦鼓と共に仕上げることが出来ました。

楽太鼓の最重要な技術は1っ本の柱におおきな太鼓をぶれない様宮大工さんが応用する工法でも最難関の技術が必要です、目の入らない箇所に細工を施し、雌と雄がガッチリ組み合う細工をすることにより、太鼓がぶれない様にすることです。今後は浅野太鼓さんで漆仕上げされ、飾り金具を施し鮮やかな黒と金色の楽太鼓と鉦鼓が来春出来上がると思います。

 

 

12月にはいり27年前共同作業で作らせていただいた、ダ太鼓左右1対高さ約4メートルのおおきな雅楽用の太鼓、を解体、組み立てを浅野さんの職人さんなど総勢40人の1人として、手伝いました、【令和を祝し雅楽演奏会】が石川県の音楽堂でひらかれ崇高な響きの演奏会でした。

来年も記憶に残る作品を手掛けたいと思っております。良いお年を。